出力/入力用プロパティ

準備として前回同様にfugaプロパティを持つhogeページを作ります。

出力用プロパティ

以下のコードをhogePageに追加

public String getLowerFuga() {
	return StringUtils.lowerCase(fuga);
}

public String getUpperFuga() {
	return StringUtils.upperCase(fuga);
}

HTMLには以下を追加

<span id="lowerFuga" />
<span id="upperFuga" />

Doltengの印は出ません(あれはフィールドに付くので)がちゃんと表示してくれました。
つまり、HTMLのidを変えるだけで表示方法を切り替えられます。

入力用プロパティ

以下のコードをhogePageに追加

public void setFugaUpper(String fuga) {
	this.fuga = StringUtils.upperCase(fuga);
}

HTMLには以下の変更を加える

<input type="text" id="fuga"/>
↓
<input type="text" id="fugaUpper"/>

これで実行すると・・・って動く訳ないですね。getterも必要でした。

public String getFugaUpper() {
	return fuga;
}

気を取り直して実行すると・・・見事fugaにはUpperCaseされた値がセットされました。
つまり、htmlのidを書き換えるだけでUpperCaseする/しないが切り替えられます。

入力用プロパティに対するValidation

さらに必須チェックも付けてみました。

フィールドに対して@Required動作せず
setFugaに対して@Required動作せず
setFugaUpperに対して@Required動作した
つまり、htmlのidを書き換えるだけで必須チェックあり/なしを切り替えられます。